8.242018
高卒でフィリピン留学し大学院に進学した話④
◆ この記事の目次 ◆
高卒で大学院に入るための必要書類とは?
前回もご紹介したように日本の一部大学院でも「大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者で、入学時に22歳に達する者」であれば入学資格が与えられるです。
「個別の入学資格審査」の提出書類
・履歴書
・職務経歴書
・志望理由書 など
大学を卒業した者と同等以上の学力があるかを上記の書類でアピールする必要があります。特に「職務経歴書」と「志望理由書」の内容が重要だと思います。
「職務経歴書」「志望理由書」の書き方のポイント
職務経歴書
どういったポジションで、どのような仕事を行なってきたかなどを細かく記入していきます。特に、仕事の成果については具体的に数字で見せていくと相手も伝わりやすいと思います。(転職活動のハウツー本に書かれているような内容を書けば大丈夫です。)
私の場合にはフィリピンでの語学学校の立ち上げた経験もあったため、語学学校の在学生数の推移などの具体的な数字や異国での事業立ち上げの実績について記述しました。
志望理由書
1.今までの職務内容と自分の学びたい(研究したい)分野を繋げる
2.大学院で学ぶ重要性
3.学んだことがどのように社会に貢献できるのか
上記のポイントを書く必要があると思います。
私の場合は、アジア地域研究分野がある大学院を受験したため、フィリピンでの事業立ち上げや人材育成の側面と今後研究したい課題を繋げて述べました。私が大学院を受験した当時、フィリピンで事業の立ち上げ及び就労している女性は珍しく、学術的な内容というよりもいかに教授に興味を持ってもらえるかを意識したインパクト重視の志望理由書を作成しました。
また、上記の「職務経歴書」「志望理由書」は大学院入学後に研究できる能力やアカデミックな文章力も判断されるため、入試前に小論文の書き方なども学んでいくことをおすすめ致します。
大学によって異なる必要書類
多くの大学院で大学を卒業していない者への入学資格審査は上記の「職務経歴書」及び「志望理由書」が必要となってきます。また、それに加えて追加書類の提出が必要な大学院もあります。
例)卒業論文と同様のレベルの論文提出
英語レベル(TOEICスコアなど)や小論文提出
まとめ
高卒でも大学院によっては「大学卒業レベルの能力を有し、22才以上であれば入学資格」が与えられる可能性もあります。但し、入学資格の有無を判断するための提出資料はそれぞれの大学によって異なり、TOEICスコアや小論文を提出する必要もあります。また、入学願書を提出するまえに入学資格試験を行われるため、9〜12月から試験がある可能性があります。余裕を持って書類を揃えてくださいね。
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