3.12017
フィリピンで突然学校が休校してしまう理由
フィリピンの学校では突然休校してしまうことがあります。
突然学校が休校になってしまう理由の一つに「ストライキ」があります。
日本では珍しいストライキですが
フィリピンでは労働者による労働環境改善の申し出や
政策への反対の抗議活動として「ストライキ」を行うことがあります。
2017年2月27日にはフィリピン全土で「ジプニーのストライキ」が行われました。
※ジプニー:フィリピンの乗り合いのバス
日曜にはフィリピン各地で
翌日の月曜の学校の休校が発表された。
市民の交通手段であるジプニーが運行されないと
生徒のみならず教員も学校に来ることは難しい為
フィリピンの公立学校・私立学校ともに休校になってしまいます。
今回の「ジプニーのストライキ」は
ジプニーを段階的に廃止するフィリピン政府の方針に
反対するジプニーの団体が行いました。
それもそのはずジプニーの廃止となれば、
60万人の運転手・20万人のジプニー所有者達が仕事を失うことになる為
地域によっては今年に入って2回もストライキが行われているそうです。
● ストライキは予想できない
ストライキの実施は事前に予想ができない為
語学学校側も事前に伝達を行えません。
学校に授業を受けに来たらNOTICEに「今日の授業は休校」と提示されており
授業が行われない可能性もあります。
学校によってはMake upクラスを別日に提供する場合もありますが
提供できない学校もありますのでご了承ください。
● ストライキが起こったら?
ストライキだから学校が休校になった場合でも食事提供は行われます。
外に出る交通手段がある場合には外出が許可されると思いますが
今回の「ジプニーストライキ」に参加しなかったバス会社のバスが投石の被害も報告されている為
極力外出を避けて学校で自習することをお勧めします。
日本では滅多に経験しない「ストライキ」の影響ですが
フィリピン大手の航空会社であるフィリピン航空も労働環境改善の為一部フライトが欠航になったこともあるほど、
「ストライキ」はフィリピンでは一般的に行われていますのでご注意ください。
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