1.22017
フィリピンでの犯罪
フィリピンでは軽犯罪も含めて日本より犯罪発生率が高く
裕福であると考えられている外国人、留学生を
ターゲットにした犯罪も報告されています。
フィリピンで留学生が多く報告される犯罪被害をお伝えします。
◆ この記事の目次 ◆
スリ・置き引き
ショッピングモールや繁華街などの人が多く集まる場所以外にも
ジプニー(乗り合いバス)などでも発生しています。
マニラや人が集まる地域ではリュックを背中に背負っているだけでも
ナイフなどで後ろを切り裂かれて財布などを盗まれることもあります。
- 発生場所
- ショッピングモール・繁華街・ジプニー
- 発生時間帯
- 終日
ジプニーで発生する場合は圧倒的に夜間が多い
- 予防策1:大金を持ち歩かない
- フィリピンでは物価も安く、ショッピングモールで映画と夕食を食べるだけ1,500円もかかりません。必要最低限の金額だけ持ち歩けば、万が一、被害にあったとしても被害は少ないと思います。
- 予防策2:カバンから目を離さない
-
日本のように席をとるためにカバンなどを置いていると
戻ってきたときにはカバンは無くなっています。
警戒心を持ち、行動しましょう。
トランプ詐欺(いかさま賭博)
セブやマニラなどで留学初日・留学1週目の
フィリピン初心者の留学生を対象によく発生する詐欺事件
犯罪者には見えない普通の中高年の男女がカフェなどで
「日本人ですか?私の親戚が日本に行くので日本語を教えて欲しい」
などと声をかける。
会ったその日もしくは2回目・3回目に会ったときに
自宅に招待され、トランプゲームで他の人を騙して儲けようと持ちかけられ、
開始直後は勝つことができるが次第に負けが積み重なっていき、
数十万円ほど負けが積み重なってしまう。
お金の支払いができない場合には、クレジットカードで貴金属や電化製品を購入させる場合もあり、フィリピンに不慣れな留学生が対象になるケースが多いです。
- 発生場所
- ショッピングモール
- 発生時間帯
- 昼ごろ
- 予防策1:知らない人と話さない
-
日本で知らない人から話しかけられて、
電話番号を教えるということはなかなかないと思います。
しかし、海外で外国人に英語で話しかければ、
「英語の勉強になるし」「外国人の友達が欲しい」などの理由で
日本よりハードルが低く、
すぐ携帯電話番号や自分の素性を教えてしまう人がいます。
もちろん、英語を話したい、学校以外で現地の人と
英語で話したいという気持ちは理解できますが、
犯罪被害に遭う可能性もあると意識して行動しましょう。 - 予防策2:不安になったら学院スタッフに相談する
-
出会った初日に、自宅に招かれることもありますが
ほとんどの場合にはもう少し関係を築いてから
2〜3回目に詐欺にハマることが多いです。
まず、知らない人と仲良くなった場合には
学校スタッフやフィリピン人スタッフ(講師)に相談し、
客観的な意見を聞き入れることをおすすめします。
睡眠薬強盗
こちらもバーやクラブなどで知らない人に声をかけられ
「一緒に飲まないか?」と誘われ、
飲んだお酒に睡眠薬が入っており
目が冷めた時にはクレジットカード、携帯電話、現金など
すべて奪われている。
加害者はフィリピン人のみならず、
現地に長年住んでいると語る欧米男性など様々なケースが報告されています。
- 発生場所
- バー・クラブ
- 発生時間帯
- 夜
夜発生し、翌朝ホテルなどですべて奪われた状態で発見されることが多い。 - 予防策:知らない人と一緒に飲まない
-
トランプ詐欺同様、その日あったばかり人と食事を一緒にすることは
なるべく控えましょう。
お酒以外にも、フルーツや食事などに睡眠薬が
仕掛けられているケースも報告されているため、
「ただで食事をご馳走してあげる」などの
甘い言葉にはついて行かないでください。
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