9.72016
フィリピン留学 必要な費用 を分かりやすく説明します!
◆ この記事の目次 ◆
フィリピン留学で実際に必要な費用 って?どのぐらい必要!?
一言で留学費用と言っても、実際に何が必要になるのか、分かりづらいですよね。私たちも「〇ヵ月行く場合は、全部でいくらになります!」とお伝えできてしまえば楽なのですが、留学関係費用はレートに左右されるものが多く、また語学学校によって値段の設定方法が様々なので一概に言えないのが現状です。そこでこの記事では、全体で必要な留学費用の算出の仕方をシュミレーションしながら、解説していきたいと思います。
日本で事前に支払いが必要なもの
- 入学金
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入学する方が必ず必要になる登録料のようなもので、登録金と呼んでいる学校もあります。大体10,000円~15,000円が相場です。ドル建ての学校の場合は、USD100~USD150が一般的な金額となります。こちらは留学エージェント側の事務手数料のようなものではなく、留学生の方からお支払いいただいた入学金は、学校へ支払われます。
- プログラム費用
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メインの留学費用となります。授業料+滞在費+食事+洗濯+掃除サービスなど、包括して留学生活に必要な費用が含まれているベースの金額です。多くの学校で全て込みの値段として設定されてるので、授業料や滞在費だけを分けて表示することはあまりありません。中には食事の提供を選択制にしている学校や、洗濯サービスは含まれず各自で、となっている学校もありますので、事前にチェックが必要です。
- 空港ピックアップ代金
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ほとんどの学校では、学校最寄りの空港にて学校専用車によりピックアップサービスがございます。無料で行ってくれる学校もあれば、2,000~5,000円ほどの費用が追加になる学校もございます。有料でもスムーズに入寮して頂くためにピックアップサービスは原則利用しましょう。もし前日に到着していて、ご自身で学校へ行った方が近い、など特別な事情がある場合は、事前にお知らせください。
- その他の費用
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「プログラム費用」の際に食事代や洗濯代金が含まれていない場合があると申し上げましたが、申し込む場合は事前にお支払いが必要な場合がございます。現地で変更が可能な学校、変更が出来ても事前申し込みの方が割安になる学校など様々ですので、事前に確認が必要です。
現地で支払いが必要なもの
学校によってはかかるもの、かからないものがありますので、事前にチェックしてから渡航しましょう。入学後に学校から説明され、「聞いてなかった!」とならないように、学校ごとに必要な項目をチェックし、レート変動や想定していたより使用した場合に備え、少し多めに用意しておけば安心です。※現地費用は学校の判断のもと、事前報告なしに変動することがございます。予めご了承ください。
- 寄宿舎保証金
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入学時にお支払いし、特に何もなければ帰国時に返金される、ホテルのデポジットのようなものです。約2,000~10,000ペソを事前にお預けします。万が一、学校設備に危害を与えてしまった、学校規則を著しく破ってしまったなどの場合に、費用が差し引かれます。また学校によっては、退去時に光熱費などの実費が差し引かれて返金される場合もございます。
- SSP申請代金
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Special Study Permitと言い、フィリピンの語学学校で留学する学生が必ず申請しなければならない特別就学許可証です。学校がイミグレーションにて代行手続きを行います。約6,000~7,000ペソとなります。
- VISA延長費用
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日本国籍の場合、入国日から起算して30日間までの滞在の場合はVISA延長の必要がございませんが、それ以上の場合は現地にて延長手続きが必要です。滞在期間によって異なりますが、一回の延長で約1か月分、約3,000~4,000ペソが必要です。学校が滞在期間に応じ随時イミグレーションにて代行手続きを行います。
- ACR-Iカード申請費用
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日本国籍の場合、入国日から起算して59日間までの滞在の場合は不要ですが、それ以上の場合は外国人登録証の発行手続きが必要になります。費用は約3,000~3,500ペソとなります。学校がイミグレーションにて代行手続きを行いますが、指紋登録と本人確認が必要なため、本人が同行する必要がございます。申請のタイミングは学校の指示に従ってください。
- 教材費
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教材はレベルチェックテスト後に割り当てられたカリキュラムにより、使用するものが異なりますので、留学生によって異なります。多くは初日に学校で購入し、使い終わったり、授業を変更する場合などに必要に応じ買い足します。1か月あたり1,000~2,000ペソが一般的です。(1冊あたり、100~500ペソ)
- 光熱費
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電気代や水道代はお部屋ごとにメーターが付いていて、利用分をルームメイトと割って算出される学校もあれば、一律で決まっている学校もございます。多くは月末締め、もしくは退寮の際に精算します。1か月あたり1,000~2,000ペソが一般的です。ただしフィリピンの電気代はアジア各国の中でも高くなりがちなので、冷房の長時間利用をした際などは、高額になる可能性がございます。
- 管理費
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学校によって別途管理費が設けられているところもございます。必要な場合、1か月あたり1,000~2,000ペソとなります。
- IDカード発行代金
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学生証の発行に必要な学校もあります。100~500ペソとなります。
- その他
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証明写真を現地で撮影する場合は、100~200ペソを別途用意しておきましょう。学校で代行撮影してくれることもあれば、オリエンテーションの際にショッピングモールで撮影することも可能です。また上述の空港ピックアップ費用を現地でお支払いになる学校もあります。
留学中にペソレートが変動した場合や、予想より多く使ってしまった場合などに備えて、少し多めに用意しておくことをお勧め致します。
その他手配が必要なもの
- 航空券
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日本(または海外の滞在先)の空港から、語学学校最寄りの空港までの航空券を各自ご用意していただきます。
格安航空会社(LCC)を利用するか、利用するシーズン、購入するタイミングによって、航空券代金は異なります。費用を抑えるには、留学時期が決まったら、できるだけ早めに購入をされることをお勧め致します。
往復の費用は最安値で約3万円台、ピークシーズンで10万円以上することもございます。尚、航空券の代行手配も行っておりますので、ご希望の際はお申し込みの際にお声がけくださいませ。
- 留学保険
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保険会社や補償プランにより費用は異なりますが、1か月あたり約1~2万円が相場となります。
- パスポート申請
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パスポートをお持ちでない方は、渡航前に取得が必要です。10年間有効なものの場合16,000円、5年間有効なものの場合11,000円が必要です。パスポート申請の手順はこちらをご参照ください。
現地でのお小遣い
上記に含まれない現地で個別に必要な費用は、外出時の移動費や外食代、娯楽費、お土産代などで個人差が大きく分かれる部分です。
平日一切外出しない方はかなりお安く済みますし、自由に過ごされたい方は多めに用意されることをお勧め致します。一般的に1か月あたり2~3万円あれば十分だと思いますが、生活スタイルによっては5万円ほどかかっている方もいますので、ご参考までに・・・
まとめ ~総額いくら必要?!~
以上がフィリピン留学で必要な費用となります。項目が多く算出するのも一見大変ですが、学校ごとの費用一覧を参照しながらすべて合算していくと、大体これくらいという費用が見えてくると思います。
例えば1か月(4週間)留学をする場合は・・・
■日本で事前に支払いが必要なもの
- 入学金 約15,000円
- プログラム費用 約170,000円 (※例:一般英語コース・2人部屋利用時)
- 空港ピックアップ代金 約3,000円
- その他の費用 学校により異なる
【合計:約188,000円】
■現地で支払いが必要なもの
- 寄宿舎保証金 約10,000円
- SSP申請代金 約15,000円
- VISA 延長費用 無し
- ACR-Iカード申請費用 無し
- 教材費 約3,000円
- 光熱費 約3,000円
- 管理費 約3,000円
- IDカード発行代金 約500円
【合計:約34,500円】
■その他手配が必要なもの
- 航空券 約70,000円
- 留学保険 約20,000円
【合計:約90,000円】
となり、概算約312,500円となります。(お小遣い別)
また2か月(8週間)留学をする場合は・・・
■日本で事前に支払いが必要なもの
- 入学金 約15,000円
- プログラム費用 約340,000円 (※例:一般英語コース・2人部屋利用時)
- 空港ピックアップ代金 約3,000円
- その他の費用 学校により異なる
【合計:約358,000円】
■現地で支払いが必要なもの
- 寄宿舎保証金 約10,000円
- SSP申請代金 約15,000円
- VISA 延長費用 約8,000円
- ACR-Iカード申請費用 無し
- 教材費 約6,000円
- 光熱費 約6,000円
- 管理費 約6,000円
- IDカード発行代金 約500円
【合計:約51,500円】
■その他手配が必要なもの
- 航空券 約70,000円
- 留学保険 約40,000円
【合計:約110,000円】
となり、概算約519,500円となります。(お小遣い別)。単純計算をすると1ヵ月よりも2ヵ月の方がお得に感じますね。
もちろん学校の費用や航空券手配費用によって、またレート(上記は1ペソ約2.3円で想定)によって大きく変動しますので、こちらの金額はあくまで目安にお考えください。
5週間以上の滞在の場合はVISA延長費、9週間以上の滞在の場合はACR-Iカードの申請代金も必要になりますので、合わせてご把握ください。
当社ではお得なキャンペーンも行っておりますので、該当する方はぜひご利用ください!
また上記のような少し面倒な計算も、留学費用お見積書を発行させて頂くことで、より簡単にご理解いただけると思いますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
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