9.72016
フィリピン 語学学校選びのポイントを伝授!
◆ この記事の目次 ◆
フィリピン留学GEST流 – 学校選びのポイント
ここでは留学生の方々が一番避けては通れない悩みである、語学学校選びについて簡単にご案内します。
カウンセリングの際に個別にお話しをさせて頂きますが、学校選びで情報を検索し過ぎて困り果ててしまった方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
カリキュラム・コースの選び方
なぜ留学に行きたいと思ったかをもう一度考えてみよう
留学の目的は十人十色です。
大学進学のため、就職活動のため、キャリアアップのため、転職活動のため、ワーキングホリデーや欧米留学に行く前に基礎英語力を磨くため、と言う方もいれば、
海外生活を体験してみたい、英語で外国人と話せるようになりたい、ボランティア活動をしたい、日本での生活に疲れたから少し海外でリフレッシュしたい、新しい自分を発見したい、世界一周のための準備など。
本当に動機は様々です。そして求める留学スタイルも留学生の数だけ異なります。
一言で「フィリピン留学」と言っても、フィリピンに500以上あると言われている語学学校にはそれぞれ異なる特徴があります。沢山ありすぎて選べない!という声も多数ありますが、逆にそれだけ異なる特徴を持つ語学学校があるので、個人が思い描く留学のイメージを実現できる語学学校も存在するということになります。
とても基本的なことですが、短期間で集中してしっかり勉強したい!と言う方は、就学規則が多少厳しかったり、授業時間が長かったりという学校がオススメですし、大学進学のためにIELTSのスコアが必要だ!と言う方にはIELTS対策に強く実績のある語学学校をオススメ致します。
会社の有給休暇を使って1週間リフレッシュしたいな~と言う方には、海辺か街中のアクセスが良い学校をオススメしますが、例えば平日外出禁止の超スパルタと呼ばれる学校はオススメ致しません。
「なぜ」留学したいか、と「どう」留学したいか、は結びついているのです。
全員にオススメできる学校なんて、無い。
よく、「オススメの学校はどこですか?」と質問を頂きます。が、全体的に満足度が高くオススメできる語学学校はあっても、その学校のコンセプトにその方の思い描く留学スタイルがマッチしているかは分からないので、留学の目的やなぜ留学をしたいと思ったのかをお伺いしてから、希望に沿った語学学校を紹介しています。
漠然としてでも結構です。是非、まずは候補を絞り込むイメージで、「そもそも何で留学したいと思ったんだっけ?!」を自分に問いかけてみましょう。
学校の規模
どんな環境が一番自分にとって落ち着くか、がカギ!
正直なところ、小規模の学校に行こうと、大規模な学校に行こうと、「英語力の伸び」という点では特に影響ありません。ただ、いかに自分が居心地がいいと感じる環境を選べるか、が学習への集中度にも繋がり、留学生活の効果を最大限発揮できるかに繋がります。
大規模校の場合
たくさんの留学生がいた方が、プライベートでの自然な交流が増え、友達同士で英語を使うことも多くなります。
友達も増えて週末なども色んな方と交流ができるので、様々な留学生の話し方を感じ、良いところは真似することが出来ます。
また沢山の留学生の学習スタイルを参考にできるので、目標とするべき留学生を見つけて、自分も頑張ろうと切磋琢磨することも可能です。
200~500名規模になってくると、大学のキャンパスや大手企業の本社ビルのようなイメージです。
小学校から高校、または習い事のような、ある程度狭いコミュニティでお互いが顔見知りという環境ではなく、知らない人が多くて当たり前の環境です。
裏を返すと、狭いコミュニティではないので個人の時間も尊重されやすくなります。個人で勉強に励みたいとき、大勢でワイワイ楽しみたいとき、自分の感覚とペースで生活ができるというメリットはあります。
小規模校の場合
50~100名弱の規模の場合を想定します。
上記の大規模校とは逆で、アットホームな環境がウリです。留学生同士が顔見知りで、留学生だけでなく、講師、学校スタッフ、校門にいるガードマンでさえも距離が近く、まるで大家族のような感覚で生活ができます。
お互いの距離が近いからこそ、思いやり、相手を気遣い、素晴らしい友情なども育むことができるでしょう。
特にフィリピン人は横のつながりを大事にするので、時にその優しさやホスピタリティゆえの干渉を感じることもありますが、日本人が忘れかけていた人間関係の感覚を取り戻す、海外ならではの温かい体験ができることでしょう。
大規模校だと個人の時間も尊重できそう、と書きましたが、小規模校でも工夫次第でどうにでも調整可能です。
大規模校で知らない人が沢山いることに、少し物足りなさや寂しさを感じるかな、と言うことであれば小規模校の方が性に合っていると思います。
要は、ストレスを感じない環境を選ぶことが出来れば、より英語学習に集中でき、留学生活を楽しめ、効果も発揮できる、ということなのです。
どの都市が良いか
希望する生活スタイルをイメージしてみよう
エネルギッシュな都市部で生活をしたいか、買い物や外食などの際にアクセスが良い都会が良いか、逆に都会の喧騒を離れ、リゾートエリアや田舎町でのんびり過ごしたいか、「フィリピン留学に行きたい!」と思ったときにどんなイメージを思い浮かべたか。
逆に「フィリピン留学に行きたいけど!ここが少々気になる」というポイントがあれば、どんなイメージだったのか、の直観を大切にしてみましょう。
治安の良いところが良い、ガヤガヤしていないところが良い、と言うことであれば田舎町の方が安心して生活できるでしょうし、逆に田舎過ぎて飽きてしまいそうだな~と思うのであれば、都会のエリアの方が生活する上で刺激もあり、楽しめると思います。
勉強が第一の目的だから環境なんて関係ない!!という意見もありますが、やはり環境次第でモチベーションも変わってきてしまうもの。出来るだけ希望するイメージに近いエリアの学校を選びましょう。
運営資本
学校ごとのコンセプトの違い・・・
近年は学校ごとの特徴が色濃く分かれ、「どこに行っても同じようなもの」とは一概に言えなくなってきました。
学校のオーナーが韓国人なのか、日本人なのか、それ以外(アメリカやロシアなど)というだけで、学校全体のカラーが変わってくることもあります。
日本資本の特徴としては、韓国資本でよく提供されている辛めの食事を無くし、日本人の口に合いやすい食事を提供しているという点があげられます。
日本人のシェフが現場で調理しているところ、日本食レストランで働いていたフィリピン人シェフを雇用しているところ、日本食のトレーニングをしているところ、様々ですが、学校ごとに食事のクオリティを高めることに切磋琢磨している印象です。
また日本人スタッフの数が多いことも特徴なので、日本人の感覚で学校運営をされている、と言う点に安心感を抱く方もいるかもしれません。できるだけ日本にいる時と近い感覚で生活したいという方にはオススメです。
ただ、日本資本以外の語学学校が辛い食事ばかりで、日本人スタッフもいないのか、と言われると近年はそうではありません。
日本資本で食事を重視する学校が増えてきたので、他資本の学校も日本人留学生受け入れのために、あらゆる点で日夜努力をしています。
また日本人オーナーの学校ではないので、少し日本の感覚と違うな~と感じることもあると思いますが、そもそも海外に来ているので違うことは当たり前。逆に日本との違いを楽しめるようであれば、資本は気にしなくても良いかも知れません。
重視ポイント
施設などの豪華さを重視するか?格安で費用重視するか?
各学校ごとに料金設定が異なりますが、高い学費の学校がハイクオリティな授業を提供していて、安い学費の学校が手抜きな授業を提供しているのか・・・と言うと、きっとそうではないですよね。
そこで差額が出てしまうと、困ります^^;
では何が異なるのか・・・実際には値付けは学校側の自由なのでこれと言った法則はありませんが、たいていの場合は施設のクオリティとサービスのクオリティに比例しているようです。
豪華コンドミニアムを利用している、もしくはホテルステイプランを取り入れている学校の費用は、お部屋の賃貸料も当然高くなりますので、学費もお高くなりがちです。一般的な、いわゆるドミトリータイプのお部屋であれば、高い学費を払うことなく留学できます。
価格重視で選ぶなら・・・?!
最近建物をリノベーションした!最近オープンした!という学校や、街の中心地で立地がとてもいい学校、ゴージャスな雰囲気の学校はお高くなりがちなので、施設にこだわらないという方は思い切ってその逆を選んでみてはいかがでしょうか?
最低限の施設は整っているけれど、決して豪華ではない。という学校もあります。
また都市部よりも田舎の方が土地代が安くなりがちなので、学費に影響しているところもあります。
レートにも左右されるかも?!
価格設定がドル建ての学校と、日本円建ての学校があります。
日本円建ての学校はレートに左右されませんが、ドル建ての学校はレートに左右されます。円高の時は、意外とお得に留学できてしまうかも・・・?!
ネイティブ授業は必要か
フィリピン留学後の進路に関係してきます!
ある語学学校のスタッフさんが「日本人はネイティブが大好きなので~」とおっしゃっていました。
確かにカウンセリングをしていると、ネイティブ=ハイクオリティの授業、という感覚をお持ちの方が多い気がします。
でも、ネイティブだから良い授業が提供できて、フィリピン人だからネイティブに劣ってしまうのか、と言われるとそうでもありません。フィリピン人講師は丁寧に、ホスピタリティを持って教えてくれる方も多いです。
ではネイティブ講師の授業を受けるメリットって何でしょう?
フィリピン人講師に学ぶよりも、より高い効果が期待できそうなのは、ネイティブ特有の発音矯正や、イントネーション、欧米圏の文化を教えてくれる、このあたりだと思います。
これからはアジアの時代とも言われていますので、ネイティブ英語が正しく、アジア英語が正しくないとも言えなくなってきています。
ネイティブの多い職場環境で働いている方、働きたい方、これから欧米圏へワーキングホリデーや留学に行かれる方、生活する方にはとてもメリットのある授業だと思います。
最後に
語学学校を選ぶとなったときに、考えることが多すぎてパニックになってしまったり、逆に考えることを放棄したくなったり・・・そんな時は是非参考にしていただければ幸いです。
一つずつ、自分の希望を項目別に整理していくと、意外と「こういう学校が良い!」というポイントが見えてくるはずです。
是非、学校選びを始めたら、気軽に連絡してみてください。皆さまの「どうしたいのか」をお聞きし、最適なご提案をいたします。
⇒ 学校選びのポイント
こちらでも項目別に詳しくまとめております。是非チェックしてみてくださいね。
24時間365日ご相談を受け付けております!
気になった時にお気軽にご連絡ください。
こちらの記事も読まれています
- 2017年フィリピンのインターネット最新事情
- フィリピンに出張に行くと、仕事のスピードが急激に下がる・・・フィリピンってネットが使えないもしくは使えても速度がかなり遅い・・・&nbs...
- 2018年8月更新!フィリピン入国カードの書き方
- 2018年8月にフィリピン入国カードが更新されました!英語だけではなく、日本語、中国語、韓国語表記もございますので以前よりわかりやすくなります。
- セブ VS 地方エリア ~セブがお勧めな5つの理由~
- フィリピン留学といえば、セブでしょ?留学をお考え頂いているお客様のうち約7割はセブへのご渡航をご希望です!それもそのはず...