3.62017
学校の雰囲気・規則の厳しさで選ぶ
フィリピン留学は韓国式の詰め込み型・生活管理型のスパルタ式留学として実績を残してきた学校が多くありました。
しかし近年は日本資本の語学学校の進出により、従来の詰め込み式カリキュラムだけでなく、プライベートの時間を重視したり、自ら学習するスタイルを尊重したりする様々な留学スタイルが生まれました。
留学スタイルの多様化から、留学生にとって選択肢が増えたものの、今度は留学生自身が希望のカリキュラムを提供する学校を選ばなくてはならなくなりました。
個々の目標・性格に合った学習環境を選ぶことが、留学を成功させるためのカギとなります。
ここではフィリピン留学でよく目にする「スパルタ式」と、「セミスパルタ式」、プライベート重視型のスタイル「ノンスパルタ式」について解説していきます。
◆ この記事の目次 ◆
スパルタ式とは?
スパルタ式とは、平日の外出禁止や厳しい出席管理、毎日の単語テスト、義務自習、English Only Policyなど、英語学習や生活面における規則が多く、学校側が留学生活を管理してくれるタイプの語学学校です。
余暇を楽しむよりも本気で英語を習得したいという方が多く集まる傾向にありますので、留学生同士が切磋琢磨して、協力し合いながら学習に取り組む環境にあります。
また自分のペースで頑張りたいけれど、途中で気持ちが折れてしまったり、だらけてしまいそうで不安という方にもお勧めです。
スパルタと言えど、クラスの進行や教え方が厳しいということではなく、学生生活をしっかり管理して貰えるという様に考えると良いでしょう。
中には特に韓国人の学生など、親に勝手に入学させられたという学生もいますが、いずれにしても外出できないので、ほとんどの学生は自分の意思を持って、しっかり学習に集中しています。
入学後1~2週間は慣れるのに大変で辛かったけれど、最終的には乗り越えられて良かった!という声が多数寄せられています。
スパルタ式とセミスパルタ式の違い
セミスパルタ式とは、スパルタ式の語学学校に比べ、生活面での厳しい規則は緩和され、平日放課後の外出も可能ですが、門限が少し早めに設定されていたり、学習面での規則は厳しいという学校が該当します。
学習はしっかりしたいけれど、プライベートな時間も確保でき、メリハリのある留学生活を送りたいという方にお勧めです。
外出禁止による閉塞感を感じることなく、学習に集中できます。
自分のペースで勉強する時間も確保できるので、自発的に英語学習に取り組む姿勢が身につけられます。
プライベート重視型の学校
2012年以前は韓国資本の軍隊式のスパルタスタイルの語学学校がほとんどでしたが、それ以降は日本資本の語学学校を中心に、プライベートを重視するスタイルの語学学校も誕生し、近年では運営資本を問わずスパルタ以外のスタイルの語学学校も増えてきました。
フィリピン留学の醍醐味である、少人数制授業を提供しつつ、授業以外の時間は自由に過ごして良いというスタイルです。
誰かに管理されるのではなく自分のペースで勉強をした方が効率がいい方、自分の意思で勉強する時間を確保できる方にはお勧めです。
集団生活に捕らわれず、自分のペースで生活したいというプライベートを重視される社会人の方が多く集まる傾向がありますが、中には休暇目的で来られている方もいらっしゃいます。
授業以外は海外生活を楽しみたいという方にも合った生活スタイルになります。
反対に、自分の意思で勉強に集中できるか不安な方は、自由に過ごせる時間が多い分、要注意です。
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