8.82017
結核?フィリピンでも感染するリスクあり!?
日本でも数年前から結核患者数が増加しているというニュースで報じられていますが、これは日本だけでなく、世界中で広がっているのをご存知ですか?
フィリピンでも他国同様に僅かですが、結核患者数は増加しています。
◆ この記事の目次 ◆
結核とは?
結核菌という細菌が体に入り、増えることによって発症する病気である。ほとんどの場合、肺で結核菌が広がります。(肺結核)
症状は?
初期の症状は風邪と同様に、せき、痰(たん)、発熱が長期に渡って続き、悪化すると、だるさや血の混ざった痰などが出始めます。吐血、呼吸困難により死に至ることもあります。
どう感染するの?
結核を発病している人が咳やくしゃみをすることによって、空気中に結核菌が飛び散り、それを吸い込むことで空気感染します。体調が良ければ、結核菌に感染しても、結核菌が体の抵抗力によって排除されます。
死亡者数は?
世界で結核により年間150万人が亡くなっており、日本でも毎年2000人以上が命を落としています。
フィリピンでも近年増加傾向にあり、2016年には結核が死亡原因の5位となりました。
結核かもと思ったら
2週間以上咳や微熱が続くようなら、学校スタッフに相談し病院で診察を受けましょう。
終わりに
昭和25年まで日本の死亡原因1位であった結核が日本のみならず、世界的にも増加傾向にあります。
早期に治療で完治する病気ですので、体調不良の状態が続くようなら必ず医療機関での診察を受診しましょう。
特に留学中はどうしても勉強に取り組みすぎて、体調を崩してしまうことがあるかもしれません。勉強ももちろん大切ですが、体調に支障が出ない程度で身体を休めることも大切です。
(勉強しすぎて体調を崩し、数日間病院に入院し授業が受けれないとならば本末転倒ですからね。)
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