12.182016
フィリピンで注意したい病気と対処法
フィリピン留学は日本と異なる気候、異なる環境での生活で体調を崩してしまう人もいらっしゃいます。
フィリピン留学前にフィリピンでかかりやすい病気とその予防方法を把握して渡航しましょう!
◆ この記事の目次 ◆
1) 食中毒
最も頻繁にみられる病気で、主に最近やウィルスに汚染された飲食物によって発症します。
衛生的な環境で普段過ごしている日本人にとっては最もかかりやすい病気です。
特に幼児、お年寄り、妊婦さんなどの免疫が弱い人にとっては症状が悪化する場合も
ありますので初期の段階でお医者さんの診療を受けることをお勧めします。
- ☆主な症状
- 腹痛、嘔吐、下痢など
- ☆予防法
- 露店などで販売されているストリートフードなどは食べない。
食事は学校やショッピングモールなどの衛生的場所以外では食べない。
2) デング熱
デングウィルスを有する蚊に刺されると感染し、2~7日の潜伏期間後に症状が出始めます。
フィリピン全土で毎年流行し、年間5000万人以上の感染者がでる一般的な病気です。
雨季の6~11月は蚊が大量に発生しやすく、この時期に感染者が多くなる傾向にあります。
- ☆主な症状
- 高熱、関節痛、頭痛、発疹など
- ☆予防法
- 蚊に刺されることによって感染する病気である為、虫よけクリームやスプレーなどを利用しましょう。
3) マラリア
2000年以降減少傾向にあるマラリアは過去数年間、マニラ・セブ島での発症例は報告されていません。
80%はルソン島北部・パラワン島・ミンダナオ島で発生しています。
- ☆主な症状
- 頭痛、筋肉痛、高熱
感染した場合には解熱や輸血などの治療が1週間ほど必要となります。 - ☆予防法
- 蚊に刺されることによって感染する病気である為、虫よけクリームやスプレーなどを利用しましょう。
4) A型肝炎
フィリピン人の人口の8割はA型肝炎の抗体を持っており、
感染率の低い病気でありますが、気を付けてください。
- ☆主な症状
- 発熱、吐き気、嘔吐など1~2週間程続きます。
- ☆予防法
- フィリピン留学前に日本での予防接種をお勧めします。
5) 狂犬病
フィリピンでは毎年多くの人が狂犬病で亡くなっています。
発症後の致死率はほぼ100%です。
犬以外にもコウモリやネズミなどの野生動物からの感染もあるため気を付けましょう。
- ☆予防法
- 野生動物には近づかない。
万が一、噛まれた場合にはすぐに病院に行きましょう。
6) 麻疹
感染力が強く、発症すると肺炎や脳炎などの重い合併症を引き起こすことがあります。
- ☆予防法
- 日本で事前にワクチンの接種が可能です。
日本のはしかと同様、ワクチン接種が2回以上行われていない方は事前にワクチンを接種しましょう。
病気を未然に防ぐ為の6つのルール
- 1) 生水は飲まない
- 水道水は飲料用ではありません。
- 2) 屋台などの食事は食べない
- 現地のフィリピン人にとっては問題ない食事でも、日本人にとってはお腹を壊してしまう食事かもしれません。気を付けて食事しましょう。
- 3) 虫よけクリームやスプレーは1日2回使用する
- 学校内でも蚊は発生しますので常に利用しましょう。
- 4) 動物には触れない
- 狂犬病予防の為に犬以外の野生動物との接触もなるべく避けてください。
- 5) 消毒アルコールを持ち歩く
- 外出先で食事を食べる前やカフェなどを利用する時も必ずアルコールで消毒を行ってください。
- 6) 帰宅後に手洗いする
- 外出先でついたウィルスを持ち込まないように手を洗いましょう。
万が一、病気になった時には民間療法やインターネットの治療方法などに頼らず
まず学校スタッフに相談してみてください。
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