フィリピン語学学校の選び方 | フィリピン留学GEST

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資本や学生の国籍比率で選ぶ

ひと昔前に比べ、多種多様になってきたフィリピンの語学学校。 
在学中の学生の構成なども、希望に合う語学学校を選択できる時代になってきました。 
留学に不安はつきものなので、オーナーが日本人だと安心、
日本人学生が多いと安心、という方もいれば、
せっかくだから多くの外国人留学生と交流したいという方もいるでしょう。 
留学生活に思い描くイメージに近い、周りの環境選びをしてください。

◆ この記事の目次 ◆

運営資本

フィリピン留学はもともと韓国人が始めた留学だと言っても過言ではありません。 
国内の経済危機を起点に国民の英語力を伸ばすために、フィリピンでの語学留学ビジネスが盛んになりました。 

2012年に初めて日系の語学学校が誕生するまでは、ほとんどの語学学校は韓国資本でした。 
当時は韓国人向けの辛い食事、スパルタ教育システム、韓国人スタッフのみ、と日本人学生にとっては一般的には馴染みづらい環境もありましたが、近年では日本人学生も数も大変増えてきているので、そういった古くから運営する韓国資本の語学学校も日本人が選びやすい環境を整えるようになってきました。

日本資本の語学学校は、日本人向けの手厚いサポート体制や、日本人スタッフを常駐させたり、食べやすいマイルドな食事を提供したり、施設面のクオリティを上げたり、スピーキングのクラスを多く設定したりと、日本人に受け入れられやすい環境を整えていることが特徴です。 

またアメリカ資本やロシア資本の語学学校も少数ですがあります。 
どの資本の学校でも問題なく生活できますが、重視されるポイントが何かを検討しながら、語学学校を選択するようにしましょう。

国籍比率

2014年頃までは韓国資本の語学学校のほとんどは韓国人の学生で、日本人は少数でした。 
近年では語学学校の数も増え、韓国人の留学生も少し減り、一方で日本人の留学生が年々増加の一途を辿っているため、韓国資本の語学学校でもピークの時期は日本人比率が過半数を超えるというところも出てきています。 

日本資本の学校では日本人学生がメインとなりがちですが、2~4割程度他国籍の学生が在籍しているというところもあります。 
近年では韓国人と日本人以外に台湾や中国、ベトナムやタイ、ロシアなどからの留学生も増えてきているので、特に海外マーケティングに力を入れている語学学校では、学生間で国際交流が盛んにできる環境になってきています。

日本人の割合

よく日本人学生が多いと日本語ばかりを話してしまって英語力がなかなか伸びない、ということを聞きます。 

実際に1日の授業時間が短い欧米留学を経験された方などは、自由時間の多くを日本人同士で過ごしてしまって、英語を話している時間が著しく短かったということもあります。 
しかしフィリピン留学の場合は平均で1日6~8時間の授業を受けます。 
その際は例え全員が日本人学生であったとしても、講師が日本語を分からないので、100%英語で進行されていきます。

特にマンツーマンや少人数制のクラスなので、1人が英語で発言をする回数は多く、常に英語で何かを考えていなければいけない環境にあります。 
授業後は1クラス当たり宿題や予習復習をしなければならないので、平均2~3時間の自習を行います。 
合算すると1日に英語に触れている時間は簡単に10時間を超えていきますので、日本人が多い環境だから英語力が伸びにくいという定説は、あまりフィリピン留学では適応しないのです。

もちろん、せっかくの留学生活なのでできるだけ沢山外国籍の友人と交流したい、日本語が聞こえる時間をできるだけ少なくしたい、という方もいらっしゃると思います。 
その際はできるだけ他国籍の学生の在籍する日本資本以外の語学学校を選ばれることをお勧めいたします。 

反対に英語力に影響があまり無いのであれば、日本人が過ごしやすい日本資本の方が安心して留学生活を送れそうだ、という方は日本資本の語学学校を選ばれると良いでしょう。 
日本資本を選んで来ている日本人学生は真面目に学習に取り組んでいる方も多いものです。 
帰国してからも会いやすい仲間ができるというメリットもあります。

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